税理士試験受験テクニック
今回は、私が税理士試験を受験していたときに実践していたことをご紹介します。少し変わった方法もあるかもしれませんが、これから受験される方のお役に少しでも立てたら幸いです。
理論は書いて覚えない
税理士試験には、税法の条文を覚えたり理解しているかを問う理論という分野があります。税法によっては、とてつもない量の暗記が必要となるものですが、私はこれを覚える際、一切書くことはしませんでした。
では、どうやって覚えたかというと、ただひたすら呪文のように唱えていました。TAC生だったのですが、TACの駐車場を理論マスターを片手に、理論を唱えながら、ひたすら歩きまわるということをやっていました。かなり、あやしいやつです。
筆記具にこだわる
税理士試験本番では、覚えた理論をひたすら書く必要があります。模試などの練習問題を解く際、これを一日に何回もやるわけですが、筆圧の強い私は、恒常的に右腕の筋肉が痛くなるようになりました。
そこで、筆記具には相当こだわりました。軽くて書きやすいもの、そして青。そして、それを50本ほど購入し、インクがなくなることに快感を覚えていました。一本ペンが書けなくなると、これだけ頑張ったという達成感に浸ることができます。ちなみにペンは、ゼブラのサラサです。
解ける問題の見極めが大事
税理士試験は、120分の制限時間には、とても解き終わらないような量の問題が出題されます。そのため、難しい問題は捨てて、解きやすい問題に時間をかけることがとても重要です。
試験の開始時間から、かなりの時間をこの見極めに使っていたおかげで、短期間のうちに必要科目に合格することができたのだと思います。皆さんは、くれぐれもいきなり問題を解き始めたり、電卓をたたき始めないように注意してください。問題の把握が合否を分けます。
まとめ
いかがだったでしょうか。上記3点は、私が税理士試験を受験する上で、特に注意していた点です。今後も、思いついたときに続編を書いていこうと思います。